街の本屋さんの今1

東京・阿佐ヶ谷で長く親しまれた本屋さんが惜しまれながら1月末に閉店しました。

この店舗は八重洲ブックセンターが引き継ぐことになり、話題に。

京都では2021年に閉店した老舗古書店の本が大量に処分される様子がXに上げって、なんとも寂しい気持ちに。

街の本屋さんの減少を食い止めようと国も支援に乗り出す様ですが、SNSでは懐疑的な見方が多い様です。

コンサルタント会社が入ることに違和感があるという書店員さんの声。「show more(さらに表示)」をクリックすると全文読むことが出来ます。

そんな中、田中龍作さんのこのXが目に留まりました。

うちは研究者だった父が残した本が大量にあって処分に困っているので、近年は新古書店の100円コーナーで文庫本を買うくらいで、新刊本は極力買わない様にして来ました。必要な時はネットか近くの大型書店で購入しています。店内で検索すればどこの棚に置いてあるかわかるのは勿論、自宅からも在庫の有無がわかるし、最寄の店になくても系列店に在庫があれば最寄の店で受け取れる様にしてくれるので、とても便利。ポイントカードもあるし、購入すれば併設されたカフェの割引券ももらえます。でも、街の本屋さんが消えて行くことを嘆くだけではダメだと思い、私も龍作さんに倣って先月から小さな書店で本を買うことにしました。

でも近所の小さな本屋さんは昔とは様変わり。どこの店も売り場面積の大半が雑誌と漫画で、更にエロ本とネトウヨ本が幅を利かせています。こうしないとやっていけないんだろうことは容易に推測できます。私の生活圏である北区左京区は京都市内でも文教エリアと言われてるはずですが、それでもどこもそんな感じです。他府県でこんな本屋さんがあるそうですが、近所には見当たらないですね。

それでも先月は顧客の為に「世界」を2冊仕入れてると言っていた店で、某雑誌を買いました。その雑誌はブックサンタをした大型書店で立ち読みしたから、買わなくても良かったんですが、これはまぁ寄付活動みたいなものです。勿論、私一人が数百円の雑誌を買った程度でその本屋さんを支えられる訳ではないけれど。で、文庫本や雑誌が殆どの中でかなり古そうな世界文学全集を置いているのが最後の砦っぽく見えるものの、自分が買おうとは思わないから今月は買うものがない。なので気になってた森永さんの本を、いつもならAmazonで買うところを、その本屋で取り寄せることにしました。今はその入荷待ちです。その店でも「WiLL」や「Hanada」を置いてるので、どの程度売れてるのか、聞いてみました。その話は次回にしたいと思います。この記事を読んで下さった方は、是非一度、駅ビルやショッピングモールの大型書店でなく、街の小さな本屋さんの品揃えを確認して頂きたいと思います。(モモ母)


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