働く母とインフルエンザとお味噌汁

インフルエンザが本格的に流行しています。自分もかかりたくないですし,子どもをもつ母としては子どもにもかかってほしくないです。高熱でしんどい思いをするのはかわいそうですので,我が家は毎年全員が(私(1回),夫(1回),息子(2回))予防接種を受けています。それでも昨年は,家族全員がかかりました。だから,先日土曜に息子が「ちょっとしんどいかもしれない」と37度5分の熱を呈した時もあせりました(「信頼性は低い」と言われつつ一応検査をして陰性で,翌週月曜から元気に保育所に行きました)

さて,働く母(少しだけ働いているだけですが)としては,以下のような問題があります

(1) 自分がインフルエンザにかかったとき,仕事と子どもをどうするか

(2) 子どもがインフルエンザにかかったとき,仕事と子どもの預け先をどうするか。

(3) 子どもはインフルエンザにかかっていないが,学級閉鎖になったときどうするか。

まだ我が子は未就学児であるため,「学級閉鎖」は未経験なのですが,先週土曜に息子が熱を出したとき,思わず翌週のスケジュールを確認して,「この仕事どうしよう」と思いました。

子どもがインフルエンザのとき,母親は子どもが治っている間は仕事を休まざるを得ません。やっと子どもが治って出社できる状況になっても「感染しているかもしれない」とのことで,自分が感染していなくても休めと言われることがあり得ます。

引用:「「感染しているかわからない」状況で出勤停止にするかどうか判断する場合は、職場や家庭環境、流行の度合いなどを考慮して慎重に行う必要があります。従業員本人が感染していないにもかかわらず、会社の判断で休業させる場合は労働基準法に定める休業手当(平均賃金の6割以上)を支払う必要があります。」

母親自身がインフルエンザになった場合は,子どもへの感染対策,仕事場への連絡,通常の家事など,なかなか休養できません。

学級閉鎖になったときの預け先にも困ります。ママ友も「いいよ」と言ってくれても正直「勘弁してくれ」と思っていたり…。

また,もともとが子連れ出社OKの勤務先もあります。ただこの場合も,インフルエンザになった場合は休まざるを得ませんし,そもそも子連れ出社自体”子どもを会社に連れてくるなんて”と冷たい目で見られがちです。

働く母親にとって心強いのは病児・病後児保育サービスです。これも地域・自治体によって,また公営か私営かによって差がありますが,探してみる価値はありそうです(ちなみに我が家は,病児・病後児保育サービスは自宅からやや遠方なので使いにくいです)

いずれにしても,風邪・インフルエンザにかからない免疫力をつけておくのが大切だといえそうです。具だくさん味噌汁がよいとのこと。たまにはゆっくりと味噌汁をつくる心と時間のゆとりをもてる,そんな働き方をしたいと思いました。ちなみに我が家では,なんでもかんでも(実はいたみかけた野菜も…あぁ食材管理のできない主婦)適当に味噌汁の具として,お湯でゆでて味噌を入れて味噌汁にしたら,息子がなんでも食べるようになりました。お浸しにすると食べなかった青菜も食べてくれてありがたいです。リンク先のレシピを見て,アボカドやツナ缶を入れるのもありなんだ!とちょっとびっくり。味噌汁最高です。

要は鍋と一緒なのかな???

最後に,研究者ママとして少し元気が出るエピソード

——————————————————
橋本京子
大阪府茨木市生まれ。京都で大学生・大学院生時代を過ごす。現在,心理学関係の研究,大学の非常勤講師をしながら,5歳になる息子の子育て中。「人間は“病的な心理状態を普通の状態に戻す”だけではなくて“もともと個人が持っている長所や強みを生かして,より幸せな人生を送る”ことができる。それは“しんどい”“つらい”時にも発揮される人間の力である」ということを実践,研究したいと考えている。

 


Warning: Use of undefined constant php - assumed 'php' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/canaria-club/www/wp-content/themes/mh-magazine-lite/content-single.php on line 21

Warning: Use of undefined constant php - assumed 'php' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/canaria-club/www/wp-content/themes/mh-magazine-lite/content-single.php on line 30