この記事が掲載されるのは10連休あけのとある日となりますが,執筆者がこの原稿を書いているのは10連休最終日5月6日です。
平成から令和に時代が変わりました。子どもが保育所から持って帰ってくる給食献立表にも「令和元年5月 給食献立表」と書いてあり,なんとなく居心地の悪さを感じました。
4月30日から5月1日にかけて,お正月のようだと思いました。
4月30日夜,テレビを見ても新聞を読んでも「平成という時代はこんな時代でした。いろいろありましたね。いろいろあったけどいい時代でした」と言われているようで,しんどくて,黙ってテレビを消しました。
5月1日朝,我が家はいつもと変わりませんでした。配偶者は祝日出勤で,いつもの朝の支度。息子は保育所がお休み。私もお休み。家族でおはようと行ってらっしゃいの「ぎゅう」(ハグ)をして,「パパいってらっしゃい」。
テレビを見ても新聞を読んでも「令和という時代がはじまります。はじまりだから特別なことをしましょう 特別な1日を過ごしましょう。心新たに新しい時代をみんなで明るく良いものにしましょう。頑張りましょうね!きっと新しい時代はいい時代ですよ~」と言われているようで,「さぁ,変われ,変われ」と言われているようでしんどくて,やっぱりテレビを消しました。
そして,いつもと変わらない1日を過ごしました。息子と遊んで散歩して。
こんなツイートもありました。
平成で起きたこと
令和で無くなるわけじゃないんだよね
歴史は途切れることなく続く
アキエ案件も
森友も加計も
消えた年金も
公文書改竄も廃棄も
拉致被害者問題も
辺野古新基地建設問題も
沖縄米軍負担も
復興途中の災害地も
元号が変わったからって何も変わらない
アベ政治を変えなきゃ— 前田慶子 (@happyskyra5) April 30, 2019
あのさ、元号が変わっても、天皇が変わっても、社会は何も変わらないのだから、みんな冷静になろうよ
— 池田香代子 「100人村 お金篇」 (@ikeda_kayoko) April 30, 2019
変わるもの,変わらないものとは何でしょう。結局,昨日の次が今日,今日の次が明日。それだけです。
そして,今日5月6日も配偶者は出勤です。明日,健康に問題がなければ息子は保育所です(10連休中,子どもが大きな病気と怪我をしなかったのは本当に幸いでした。ちょっとひやっとするけがをしましたが様子をみてたら大丈夫そうで良かった)。私は,うーん,明日からの息子と夫の朝食にバナナがないなぁ,バナナ買いにいかないといけないなぁ,夏場になったから安売りしてるからって買い溜めはやめようとか思ってます。ふつうです。
今日は人生最初の今日
今日は人生最後の今日
今日も明日も明後日も
二度とない特別な今日私たちはそんな今を生きている
— 松崎智海(非売品僧侶)@浄土真宗本願寺派♪永明寺住職 (@matsuzakichikai) April 30, 2019