カナリア朗読劇場「蜘蛛の糸」3

お待たせしました、芥川龍之介「蜘蛛の糸」その3をお届けします。物語のクライマックスとも言える小説第二章の後半部分と再び極楽の様子が描かれた第三章を、その3としてまとめています。第三章に出て来る「頓着(とんじゃく)」とは、深く気にかけてこだわること、執着すること。今はあまり使わず、反対語の「無頓着」の方がよく使いますね。「萼(うてな)」は花の「がく」のこと。 極楽に往生した者が座る蓮 の花の形をした台のことも「うてな」と言うそうですが、ここでは極楽の蓮池に咲いている蓮の花のがくを指しています。
かん陀多の様子を描いた地獄の場面の印象が強い「蜘蛛の糸」。でも、お釈迦様がおられる極楽も見事に表現されています。イラスト下の再生ボタンをクリックして、フリーアナウンサー塩見祐子さんの朗読をお楽しみ下さい。引き続き、その1はこちらから、その2はこちらからお聞きいただけます。


Warning: Use of undefined constant php - assumed 'php' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/canaria-club/www/wp-content/themes/mh-magazine-lite/content-single.php on line 21

Warning: Use of undefined constant php - assumed 'php' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/canaria-club/www/wp-content/themes/mh-magazine-lite/content-single.php on line 30