はいせつよもやま話~高齢者の熱中症予防 一人暮らしの場合、同居の場合

No Picture高齢者の熱中症予防で、一人暮らしと同居の場合の注意点を教えて下さい

毎日暑い日が続いています。一人暮らしの高齢者は、熱中症になっていてもなかなか気がつかない場合があるので、喉が渇かなくてもこまめに水分を摂取しようと思っておく方が良いでしょう。高齢者はトイレが心配だからと日頃から水分摂取を控えめにする生活になりがちです。家族がいれば多少はお互いに気をつけあったりしますが、一人だとかなり進行するまで気づかない可能性があります。例えば熱性けいれんで足がつったり痙攣が起きることがあって、寝ている時にこむら返りが起きることがありますが、強いこむら返りも熱中症の症状だと言われます。いろんな自分の体の変化を考えながら、一人暮らしの方は夏は熱中症予防の為にも室温に気を付けて、水分と塩分を摂る様に心がけましょう。命にかかわりますからトイレのことよりも熱中症を先に考えて下さい。
家族と同居されている場合でも家族が仕事に行っていたり、外出する時間も多いでしょうから、家にいる高齢者に一人暮らし同様に熱中症に注意する様に伝えたり、部屋の温度を下げることが大切です。電気代が高いですが、扇風機で冷気を部屋に拡散するなど工夫して、エアコンをうまく使うと良いですね。

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「高齢生活研究所」所長 浜田きよ子さんの排泄や福祉用具にまつわる話を、毎月紹介しています。前回はこちら。排泄や介護に関する相談は排泄用具の情報館「むつき庵」まで。


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