今、京都新聞2階ギャラリーで写真展「こんなはずじゃなかった」が開催されています早川一光先生の姿を通して現代医療や福祉の課題に迫った「こんなはずじゃなかった」は2016年から2年半にわたって京都新聞に掲載されました。その連載のために京都新聞写真部の松村和彦が撮影した早川先生の晩年期の写真や、昔の写真と当時の京都新聞とのコラージュ作品など約130点が展示されています。虫眼鏡を通してこちらを見る顔、自宅で幼い孫と一緒に寝転ぶ姿、深く刻まれた皺、被写体としての早川先生は何とも魅力的。そして早川先生のたどり来し道と当時の出来事を重ねたコラージュは新聞社ならではの企画で、大変興味深い内容です。この写真展はKYOTOGRAPHIE京都国際写真祭と連携・同時開催するアートフェスティバル「KG+」のプログラムのひとつで、5月12日まで行われています。入場は無料です。是非、お出かけ下さい。
KG+
KG+ 2019 | 松村 和彦http://kyotographie.jp/kgplus/2019/exhibitions/12/index.html
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