今日は、春の暖かい空気に包まれた。今収穫している野菜は、昨年の11月の初めに種を播いた野菜だ。暖冬とは言え寒い時期にゆっくり生育しただけあって1株1株が、ガッチリと逞しく育っている。暖かくなってきたので背丈も急に伸び始めるだろう。大きくなり過ぎないうちに収獲し終えたい。野菜に混じって雑草も大きくなり花をつけ始めた。種を付けてしまう前に片付けてしまいたい。種がこぼれていなければ来年の収穫時期に雑草に覆われて収穫に手間取る事も減るからだ。昨シーズンは、非常に寒かった。露地野菜は遅々として生育せず、時間が掛かり過ぎて抽苔が始まってしまった。菜の花として少し食べたが、大半はトラクターで土に鋤き込んだ。育てた野菜が、全て収穫出来た時はとても嬉しい。
京滋有機農業研究会 会長の田中真弥さんが無減農薬野菜などの宅配サービスの会員向けに連載しているコラム「こころ野便り」を当サイトにも掲載させて頂いています。前回はこちら。