街の本屋さんは今 3

普通の本屋さんで普通の雑誌を買う

前回の街の本屋さんの記事を書いてから、またかなり日が経ちました。初回にリンクしたXはかなり削除されてるので再度リンク。田中龍作さんの投稿を見て、私も月に一冊は街の本屋さんで本を買うことにし、今も続けています。でも書店に行くとエロ本とネトウヨ本がやけに目につく、という話をこれまで書きました。

殆どの人はもう忘れてると思うけど、二階さんが書籍代に3500万円使ったと政治資金収支報告書に計上してましたよね。嘘だろうと言われたけど、どうもホントっぽくて、自分の本や右翼系の本を大量に買ってたみたいなんですよね。

ネット工作だけでなくネットを見ない世代には裏金などを使って人気本に仕立て、世論誘導してたってことですよね。そんな中、大阪・梅田の清風堂書店がビル建て替えの為、先月末で閉店。「ヘイト本を置かない書店」として有名だったそうです。

多くの店は取次店が選んだ本をそのまま置き始めた、政治家が大量に買って「ベストセラー」になると目立つ様に平積みにした、興味を持った人が自分も読んでみようと購入するからそこそこ売れる、で、それ系の本が目につく様になったという流れの様です。ちなみに近所の書店でネトウヨ雑誌を定期購入しているのは40~60代だそうで、もっと高齢だと思ってたからちょっと意外。

で、私が街の小さな本屋さんを応援したいと思うのは、この投稿と同じ気持ちから。独立系の個性ある書店はそれはそれで良いと思うけど、普通の雑誌や参考書がある本屋さんが街にあるべきだと思っています。

そういう普通の「街の本屋さん」を始めた人がいる様で嬉しい。

ただ、雑誌は60日以内(期日までに届かないといけないから実質50日くらい)に返品しないと書店の買取になるらしく、古い雑誌はすぐに書店か消え、欲しくなったらバックナンバーを取り寄せてもらわないといけないし、届くのに時間がかかる。新たな機械を導入する余裕がないからかクレジットカードはどこもほぼ使えない。小さな店はブックサンタをやってない。某店でやってないか尋ねたら、なんですかそれ?みたいな顔されました。せっかく本の売り上げにつながるのに持ったない。高齢だから仕方ないけど、勉強不足じゃないのとちょっと思いました。オーガニッな食品を売る店は流行ってるれど、普通の八百屋さんはどんどん閉店していく昨今。食料品みたいな生活必需品ではない本を売る普通の本屋さんは閉店止む無しなのかもと思ったりする今日この頃です。(モモ母)


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