農家が減へり、空いた農地を農業法人が埋めてゆく。自然環境は、あまり顧みられることは無い。そんな中に環境負荷の低減を唱える農家の存在は、効率最優先に考える人達には、不愉快な存在かもしれない。又あるいは、毎日鳥の観察に来る人の目に農家の仕事ぶりも否応なく目に入る。第三者の目に現代の農業が、どの様に映っているのか尋ねてみたい。違う視点からの発想が得られるかもしれない。農業と一言で言っても原始的な焼き畑農業から野菜工場まで様々な形態が有り主張がある。そんな中、客観的な自分の立ち位置を知る手掛かりになるかもしれない。
京滋有機農業研究会 会長の田中真弥さんが無減農薬野菜などの宅配サービスの会員向けに連載しているコラム「こころ野便り」を当サイトにも掲載させて頂いています。前回はこちら。