22日から始まった通常国会の総理大臣施政方針演説によると「お年寄りも若者も安心できる全世代型の社会保障制度へと転換」するそうです。年金の受給を遅らせて受取額を上乗せする制度の上限を70歳以上に引き上げる方針。元気な高齢者の就労を促す狙いがあるとしています。生きがいが感じられる仕事を続けられれば良いですが、現実はどうでしょうか?
65歳以上で、
働ける仕事があるのか?知的能力を維持しつつ…
給与ダウンは仕方ないが。先輩、
一流企業の部長も今や警備員。
警備員が悪いというのでなく、
その職種しかなかった。
4分の1の年収に…公的年金受給開始、
70歳超も選択肢 政府検討
: 日本経済新聞https://t.co/rWSrmi2btW— み~やん (@mufufu777) January 18, 2018
生きがいで働くというより、働かないと食べていけない人が少なくないように見えます。
この事故の報道を見て驚いた、お年寄りが交通事故で死亡しただけではない。この「86歳」の男性は「83歳」の妻と一緒に「新聞配達」をしていた、その最中での事故。超高齢のお年寄に仕事をさせる日本は狂ってる。 pic.twitter.com/8dPcp4g76Q
— 非一般ニュースはアカウント凍結 (@kininaru2014111) January 13, 2018
深夜のコンビニで働くお婆ちゃんを見かけたというツイートには同様のレスが続きます。(リンク先をクリックしてみて下さい)
深夜のコンビニで80過ぎにしか見えない老婆が腰を曲げて働いてた。研修中、だそうだ。メチャクチャな国だわ(T ^ T)
— otgism (@emoemorocka) July 16, 2017
そして京都新聞にはこんなコラムも。
京都新聞のコラム、なんとも胸が痛くなる話だなと思ったけれど、確かに保育園というのは長年家族ぐるみでみっちりお世話になるので、卒園後も含めて子育てのインフラであり、命綱になりうる存在だなと改めて。 pic.twitter.com/3b44W2C6Jz
— ぼのきち (@bono_kichi) January 21, 2018
保育士の役割の大切さを書いたものですが、年金暮らしの祖母が孫の生活を支えていたようで、京都市北区でこうしたことが実際に起きている現実を思い知らされます。70歳まで年金支給を延期しても平気な経済的余裕のある人には支給額が増額され、繰り上げ請求してでも今すぐ年金が欲しい困窮者が受け取る金額は一生減額されたまま。ということは経済格差は更に拡大することになります。生活保護も減額され、子育て世帯の4割近くが減額になる見通しだといいます。これで本当に安心できるとは到底思えません。(モモ母)