先週末のニュースでオウム事件の裁判が全て終結すると報道され、新聞でも相次いで記事になりました。
“教団による一連の事件では元代表の松本智津夫死刑囚(麻原彰晃、62)ら13人の死刑が確定している。慣例として共犯者の公判中は死刑は執行されない。すべての裁判が終結することで今後執行の時期が焦点となる。” / “オウム裁判終結へ …” https://t.co/aQ8j2Nr3JN
— garage-kid the raoG@庭園隠者的社内相談役。 (@G76whizkidz) January 20, 2018
ネットで多くの情報を得ている人とそうでない人では、このニュースの受け止め方が少し違うかも知れませんが、オンタイムで初めて見た時、「今後はいつ死刑が執行されるかが焦点となります」という言葉にドキッとしました。というのも、最近「モリカケ隠しに麻原の死刑が執行されるとの噂がある」というTwitterを目にしていたからです。これはあくまで噂で根拠がないため、他言は避けて来ましたが、「いつ執行されるかが焦点」と明言するからには5年後、10年後の話ではなさそうです。世界では死刑廃止の流れですが、オウム事件の重大性、被害者や遺族の気持ちを考えると執行は当然とも思え、死刑の是非について自分自身の考えがまとまっている訳ではありません。ただ、執行は慎重でなければならないし、まして疑惑隠しの忖度で人の命が奪われてることがあってはならないはずです。平成の間に執行との噂もあって、それには有田芳生さんが「オウム教祖の執行は高いハードルがある」と反論しています。では教祖以外の信者が先の可能性もあるのでしょうか? あれこれ 気になっていたら、日刊ゲンダイが死刑執行の政治利用を記事にしました。根も葉もない噂であって欲しい、政権スキャンダル隠しに使われ、ワイドショーがオウムを連日話題にして世間が騒ぐ、そんな日本は見たくないと切に願っています。(モモ母)