
前回の街の本屋さんの記事を書いてから、またかなり日が経ちました。初回にリンクしたXはかなり削除されてるので再度リンク。田中龍作さんの投稿を見て、私も月に一冊は街の本屋さんで本を買うことにし、今も続けています。でも書店に行くとエロ本とネトウヨ本がやけに目につく、という話をこれまで書きました。
子供の頃は、毎日本屋を覗いてた気がする
新しい知識が得られるかもとのワクワク感それが中国がなんたらかんたら本が平積みされるようになってからは、本屋に興味がなくなった
全然間違った予想しか書かれてなかった
くだらない本を平積みするのを見ると、他の本もゴミに見えるようになった
— 正気を保つのが大変だ (@LuQLEzrarH87OwD) February 17, 2024
なにか調べたい、知りたいときは岩波新書と中公新書がテッパンで一番役に立つ。間違ってもYoutubeや理由のわからんカラー写真の表紙の「○○の真実」とかに手を出さないようにしましょう。時間の無駄どころか、バカになるだけ。 https://t.co/7BrYswugZn
— ono hiroshi (@hiroshimilano) April 25, 2024
殆どの人はもう忘れてると思うけど、二階さんが書籍代に3500万円使ったと政治資金収支報告書に計上してましたよね。嘘だろうと言われたけど、どうもホントっぽくて、自分の本や右翼系の本を大量に買ってたみたいなんですよね。
派閥パーティーでせっせと集めた裏金で自分の書籍を買いあさるという二階自民党元幹事長。自分が主役の本を5000冊、1045万円も買う異常。
政策活動費の48億円も一体何に使ったのか。国民に増税押しつけて何しているのか。 pic.twitter.com/rkuWdCeRMA
— かばさわ洋平 (@ykabasawa) February 18, 2024
自民党は、ある時期まで、
調査研究費(図書資料費)名目で
毎月「ワック」から本を購入しつづけていたような政党です。(ワックってトンデモ雑誌「WILL」なんかを出しているとこね) pic.twitter.com/knAJYaaN95
— 尾張おっぺけぺー (@toubennbenn) February 10, 2024
〉裏金 #二階俊博 らが政務活動費で御用ライターらのデマ本を数千万円分購入しベストセラーにし世論を造る
〉そして本が売れたからって「何とか有識者会議」のメンバーになったりTVコメンテーターとかなってたら嫌だな(´・ω・`)..#自民党公明党維新に投票するからこうなるhttps://t.co/TMMLG7IJgc pic.twitter.com/kAMQqEFJmT
— ジミー&ビリー@自民/公明/立憲共産党&維新&国民民主&N党&参政党には投票しません。永久に。 (@JIMMYandBILLY) February 12, 2024
ここでもマスコミが選挙に利用されとったんか。
裏金で自分の本買って、ベストセラーや人気本に仕立てて善良な国民をあざむく。
3500万の書籍代も嘘で無いかも。😡#二階の50億どこ消えた #裏金は脱税 #国税庁 #国税専門官 #頑張れ自民党 https://t.co/9oRR23AMga— ワルイド7 (@w6XqIFVgGddZh1u) February 12, 2024
院生がヤバそうな本を持ってきた。中にさらにヤバそうな紙が挟まっていた。https://t.co/NlXHbgzJix pic.twitter.com/FJvPw2MLhy
— 中野 昌宏 Masahiro Nakano (@nakano0316) December 22, 2017
まだそれは可愛いパターン。
「保守論壇人の新著を、自民党の各政治家が、政策活動費で買い漁る」
なんてことがあると、書店の平積み・面陳は変わるわ、ベストセラーランキングは変動するわ、「ベストセラー作家」の肩書きでコメンテーター就任するわで、実質的な「世論操作」です。
— 菅野完 (@noiehoie) February 10, 2024
ネット工作だけでなくネットを見ない世代には裏金などを使って人気本に仕立て、世論誘導してたってことですよね。そんな中、大阪・梅田の清風堂書店がビル建て替えの為、先月末で閉店。「ヘイト本を置かない書店」として有名だったそうです。
こちらのツイートが盛り上がっていますが、後半部分は『日本国紀』ではなく、竹田何某の新刊を聞かれて、「在庫はありません」と答えたら、「大先生の本をなんで置いてへんねん! ここは左翼の店か!」とキレられたので、「はい、成り立ちはそうですよ」と答えて、お引き取り願ったという話です。… https://t.co/PTkeuOMJu6
— 清風堂書店📚|2025年2月28日をもち閉店 (@seifudosyoten) March 2, 2025
第3回:本はどうやって仕入れる?(岩下結) https://t.co/ux8HVivl0R
〈「店頭に並ぶ本のほとんどは本屋さんが自分の意思で仕入れたものではない」…小売業の常識に反したこの独特の仕組みを悪用する形で、一部の版元が質の低い本を濫造した結果が「ヘイト本」ブームなのではと気づかされました〉
— 明石書店 (@akashishoten) February 13, 2025
多くの店は取次店が選んだ本をそのまま置き始めた、政治家が大量に買って「ベストセラー」になると目立つ様に平積みにした、興味を持った人が自分も読んでみようと購入するからそこそこ売れる、で、それ系の本が目につく様になったという流れの様です。ちなみに近所の書店でネトウヨ雑誌を定期購入しているのは40~60代だそうで、もっと高齢だと思ってたからちょっと意外。
で、私が街の小さな本屋さんを応援したいと思うのは、この投稿と同じ気持ちから。独立系の個性ある書店はそれはそれで良いと思うけど、普通の雑誌や参考書がある本屋さんが街にあるべきだと思っています。
独立系書店が増えていくのは結構だけど、学参が置いてなかったり雑誌が発売日に並ばなかったりする書店が従来の本屋の代替にはなりえないだろう
独立系の本屋を持ち上げるのに他の本屋では見かけない本がみたいな言い方されるけど、従来の本屋にはあるけど独立系本屋では買えない本の方が圧倒的に多い https://t.co/KK2LxUO2R0— ふつうの古本屋(絶滅危惧種) (@rKpdGO5YfFztqSm) February 22, 2025
そういう普通の「街の本屋さん」を始めた人がいる様で嬉しい。
【高松・本屋ルヌガンガ 今の時代に合う「街の書店」をめざして】お子さんからご老人まで、幅広い年齢層の方が普段遣いで来られる店、おしゃれでとがったセレクト書店というよりは、ベストセラーも含め、幅広いタイプの本が置いてある店にしたい。 https://t.co/rOsKkoaP9r
— 日経BOOKプラス (@nikkeipub) August 26, 2024
ただ、雑誌は60日以内(期日までに届かないといけないから実質50日くらい)に返品しないと書店の買取になるらしく、古い雑誌はすぐに書店か消え、欲しくなったらバックナンバーを取り寄せてもらわないといけないし、届くのに時間がかかる。新たな機械を導入する余裕がないからかクレジットカードはどこもほぼ使えない。小さな店はブックサンタをやってない。某店でやってないか尋ねたら、なんですかそれ?みたいな顔されました。せっかく本の売り上げにつながるのに持ったない。高齢だから仕方ないけど、勉強不足じゃないのとちょっと思いました。オーガニッな食品を売る店は流行ってるれど、普通の八百屋さんはどんどん閉店していく昨今。食料品みたいな生活必需品ではない本を売る普通の本屋さんは閉店止む無しなのかもと思ったりする今日この頃です。(モモ母)