日本の人口が、減り続けてゆく。2050年には、9150万人位になると予想されている。国力を維持する為一定程度の人口規模が必要だと少子化対策にあれやこれやと予算を投じる政策が、講じられようとしている。子育を育てるにはお金がかかる。金銭的な支援があれば非常にありがたいと思うが、果たして人口の減少に歯止めが掛かる程の効果が、有るだろうか。世界的には、人口爆発と言われるほどの人口増加が続いている。社会が、成熟してくると人口の増加に歯止めが掛かるもっと根本的な生物としての仕組みが働いているのではないだろうか。地球上に生きられる生物の総数には限界が有るはず。それぞれの国の資源量や気候風土によって養える人口は、違うはず。平和で心豊かに暮らせる人口規模とは、どのくらいなのだろう。
京滋有機農業研究会 会長の田中真弥さんが無減農薬野菜などの宅配サービスの会員向けに連載しているコラム「こころ野便り」を当サイトにも掲載させて頂いています。前回はこちら。