殺処分ゼロに向かうには?~里親募集中プンプンくん

「DonnaDogLife」でドッグトレーナーと「NPO法人はぴねすDOG」で犬の保護活動を10年間している間柴です。しかも、もうすぐ11年になろうとしてます。
今回も読んで下さりありがとうございます。

皆さん、保健所に行かれたことありますか?各市町村にある保健所ではなく、犬が保管されている保健所です。

1匹ずつの前にはこのような紙が貼られていて、即日処分可能に丸がされてたり、

子犬なのに、人馴れしてないのは、保健所の職員が慣らす努力をしないだけやろ!なツッコミ入れたくなるメモも。

この子は、もっと小さい子犬の時に収容されてて、酷いアカラス(皮膚病)だったのに、治療されないまま、半年も収容。その後、はぴねす DOGが引き出し完治しました。
全国的に動物愛護の風潮が高まってきて、着実に殺処分ゼロになっている都道府県もある中、時代と逆行してるような、犬を出し渋ったり、過度なルールをつけて引き出しできなくしたり、何の努力もせずに殺処分になっても仕方ない。と開き直る都道府県もあります。
残念ながら、大阪府は後者。しかしながら、大阪市は前者です。同じ大阪府内で何が違うのか?
わたしが思うに、各保健所が愛護団体を受け入れてるかどうか?
寄り添い協力し合えてるかどうか?です。
都道府県の地域性もありますが、収容が多いところ、少ないところ、収容経緯が、野犬が多いところ、飼い主持ち込みや飼い主に飼われていたであろう犬の収容など、かなり様々です。
残念ながら、逃しても探さなかったり、わざと逃したりと信じられない事をする飼い主もいます。保健所がいくら受け取り拒否をしたところで、どの地域も様々な理由で収容される犬がいます。
では、その収容されてしまった犬が、殺されなければ殺処分はゼロになるという事です。
ということは、収容される犬よりももらわれる犬を多くすればいいと言うこと。
残念ながら、それは今の保健所だけでは事足りない事が多い保健所がほとんどです。
その事をきちんと保健所が現状把握と理解をして、愛護団体と協力体制を取っていく。
国をトップとした行政の強みと、それぞれの愛護団体の強みをしっかり補あっていければ、それはそれは大きな事ができるんです。

それが出来てるのは東京都。
東京都は乳飲み子を引き出してくれる保護団体にトイレシートやミルク、哺乳瓶などなどの大量の支援物を提供するんです。
だからこそ愛護団体も集まってくるという相乗効果つき!
ちなみに、大阪は保護主が行政に物資提供や寄付してるくらい。
認めてないから、お金の使い方が違うんです。

さぁ、あなたの都道府県はどうですか?
殺処分数は?行政からの支援は?
知ることから始まります。

《今日の里親募集わんこ》

名前ープンプン(♂
犬種ーM.ダックス
年齢ー10~12歳くらい
体重ー3.4kg
性格ーなかなか活発
体調ー現在は栄養つけて体重増加頑張り中。歯はほとんど無し。上顎左右に歯周病による穴があり。右目ほぼ視力無し。口腔内も目も生活には支障無し
トイレー外派。トイレシートの認識無し。
留守番ーケージで大人しく寝ています。
散歩ー現在は散歩禁止中。
預かりから一言ーまだまだガリガリで体重増やしている途中ですが、年齢がまだ若いのか、見た目よりも元気で、リビングを歩き回っています。今まで辛い犬生だったプンプン、幸せな第二の犬生にむけて復活中です。


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