オレンジ色の花と街とみんなの心と。

今日から11月。もう今年も、残すところあと2か月・・・。早いものです。さて、今日はお花の話です。「マリーゴールド」です。

鮮やかなオレンジ色の花がかわいいマリーゴールド。黄色の花もあります。花の時期は、4月から10月。長く楽しめる花で、根には防虫効果もあり、寄せ植えなどでは共に植えられることもあるのだとか。街角でもよく見かける花ですね。

11月になって、マリーゴールドの美しい時期もそろそろおしまい。なのに、なぜ、この時期にマリーゴールドを紹介しているのか・・・。

それは、RUN伴にまつわる話なのですが、私(兵庫県に住んでいます)の周りでは、10月下旬から1123日にかけてRUN伴が開催されます。ご存知でない方のために簡単に解説をすると、RUN伴は認知症の人も地域の人も支援者もみんなで走って応援してタスキをつないでいく、認知症啓発のイベントです。日本全国津々浦々で開催されているので、すでに見かけた方もいらっしゃるかもしれません。認知症啓発なので、イメージカラーはオレンジです。「オレンジ色でいっぱい飾りたい」とあれこれ工夫をし、オレンジの素材を探す中で、今回は花屋さんの提案でオレンジ色の花としてマリーゴールドが挙がりました。

花というのは、いいものですね。嫌いな人はめったにいないと思います。見るだけ、手にするだけで、季節を感じ、生命力を感じ、優しさを感じます。 マリーゴールドの花言葉は、良いのとそうでないのが両極端にあるのですが、良いのだけをピックアップしましょう。いくつかあるようですが、私がいいなとおもったものは・・・

マリーゴールド全般    『生命の輝き』
オレンジ色のマリーゴールド  『真心』

この二つです。

認知症になっても住みやすい街とは、何歳になっても病気やケガをしても、誰もが安心して暮らせ、みんなの生命が輝く街でしょう。また、そこでは真心が通い合う温かい繋がりがあるんだと思います。

露地植えのマリーゴールドはそろそろ季節が終わりのようですが、ここから先はみんなの心にオレンジ色の明かりをともしていきましょう。兵庫県内では113日に姫路城周辺でゴールイベント開催し、マリーゴールドを飾る予定です。見かけたら立ち止まって見ていただけると嬉しいです。

一面のマリーゴールドの花。鮮やかな花の色に、濃いグリーンの葉。マリーゴールドという名前は聖母マリアにちなんでいるのだとか。似た花で、キンセンカというオレンジや黄色の花をつけるものがありますが、同じキク科ではあるものの、違う属の植物だそうです。

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兵庫県在住。「福祉×ICTで、毎日を安心安全に、心豊かに。あなたに寄り添う相談援助」をモットーに『森のすず社会福祉士事務所』開業。成年後見等による高齢者・障害者支援、認知症の方と家族の支援ならびに防災と福祉の地域啓発活動、スクールソーシャルワーカー、各種研修講師などの活動に取り組んでいる。2022年から同志社大学社会学研究科の後期課程博士課程院生。カレーと豆好き。犬大好き。社会福祉士、公認心理師、防災士。介護支援専門員。第1種大型自動車免許、2級FP技能士、第2級アマチュア無線技士。