沖縄の学校の今ー基地問題と沖縄戦を中心に

6月23日日曜日は沖縄慰霊の日でした。


それにちなんで本日は、沖縄以外の地域ではあまり知られていないと思われる沖縄の学校の現状に関わる記事をご紹介します。
米軍基地が多く存在する沖縄では、子どもが犠牲になる悲劇もあります。


軍用機からの落下物が学校に落ちてくることもあります。この6月にもありました。


7.7キログラムもある窓が落ちてきたこともありました。


去年の記事ですが、子ども達が4か月の間に527回もの避難しなければならなかったというものもあります。


他にこんなツイートも。


基地だけではなく、沖縄戦による危険物もまだ残っています。


2013年の沖縄慰霊の日の式典で、当時6歳の安里有生くんが「へいわってすてきだね」という詩を読み上げました。


You Tubeでも観ることが出来ます。

この詩は絵本にもなっています。


「ぼくもぼくのできることからがんばるよ」と語った安里くんに恥ずかしくないように、おばちゃんも頑張るよ。大学生も頑張っています。


ところで、「沖縄の何もないところに基地が出来て、その周辺に人々が住み着くようになった」という誤解を持っておられる方がおられるかもしれません。恥ずかしながら私の親もそのように誤解しています(何度も修正していますが、なかなか直りません…)。実際には、多くの人々が日常生活を送っていたところに基地ができたのです。そのあたりの情報はこちらで読むことが出来ます。


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西垣順子<大阪市立大学 大学教育研究センター>
滋賀県蒲生郡日野町生まれ、京都で学生時代を過ごす。今は大阪で暮らしているが自宅は日野にある。いずれはそこで「(寺じゃないけど)てらこや」をやろうと模索中。老若男女、多様な背景をもつ人たちが、互いに互いのことを知っていきながら笑ったり泣いたり、時には怒ったりして、いろんなことを一緒に学びたいと思っている。著書に「本当は怖い自民党改憲草案(法律文化社)」「大学評価と青年の発達保障(晃洋書房)」(いずれも共著)など。


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