終戦から73年。多くの戦争関連の番組が放送され、ネット上にも様々な記事が上がっています。その中で印象的だったものをいくつかリンクします。まず理系生徒が戦時中の出来事や思いを記した「クラス日誌」公開の話題。
名大・旧制高:「クラス日誌」公開 理系生徒、戦時の本音 https://t.co/ntKntackPi
— むうたん❤︎次の準備中 (@MisatoFlove) August 15, 2018
理科系生徒は兵器研究などを理由に徴兵が猶予され、「経済学を学びたかったけれど、戦争に駆り出されるかもしれないと思い、理科系に進学した」と話す93歳の男性の声も。「平和が当たり前の世の中になったことが何よりありがたい」と94歳の男性はいうけれど、大学の文系廃止の動きや理系への軍事研究費など昨今の流れが当時と重なるように思えます。続いて特攻は志願と言いつつ、実態は強制だったという証言。
本音言えば「半殺しに遭う」 特攻隊志願、事実上の強制 https://t.co/ZRoI1JKAlV
— より良い社会を皆の力で! (@physicalistar) August 14, 2018
これもボランティアという名目で使おうとする東京五輪の考え方に近いものを感じます。(サマータイムについては古来より暦や時間の支配は権力を誇示したい独裁者の手法との見方も) さらに旧満州男性のこんな資料もあるそうです。
軍捕らえた満州男性の睾丸検体に 北大図書館に1930年代の資料 https://t.co/R6SJxieNoK
— 書店・出版・図書館ニュースbot (@jpub_news) August 14, 2018
戦争を体験した人の声を聞く機会が年々失われ、危機意識が継承されていないように見えます。6月に亡くなった早川一光も「今の日本はかつて通った道」と語っていました。改めて耳を傾けたいと思います。(モモ母)