財務省の福田事務次官のセクハラ騒動。本人は「セクハラの認識はない」と言っているそうですが、自覚がなくても相手がそう受け取ったら成立するのがハラスメント。
セクハラは、受けた側がそう感じたらアウトという原則で事情徴収が始まります。
受け手が不快に感じた行為をしていれば、意図の有る無しに関わらずアウトです。女性差別、人権問題です。
全国の要綱要項を調べてみるといい。財務省にはないのかなあ。相談窓口や手順も定めてあるはずです。— f_obiwan (@f_obiwan) April 16, 2018
セクハラ発言自体も問題ですが、被害者は名乗り出ろってのが完全にアウト。日本では何故か被害者が矢面に立たされる、海外メディアはセクハラや性差別に対する日本社会の意識の低さを指摘しています。そんな中、菅野さんの一連のtweetが興味深い。
なんとならば、「政治家や官僚とベタベタした人間関係作ってその人間関係からネタを拾ってくる」ってのが政治部の仕事のやり方で、だからあの事務次官に「女性」記者を仕向けるわけだ。総理番の記者とか官房長官番の記者が「若い綺麗な女性」だらけなのもこの文脈。 https://t.co/9ZVtOEGZwZ
— 菅野完事務所 (@officeSugano) April 16, 2018
そりゃもちろんセクハラの直接の下手人はあの事務次官だ。しかしあの事務次官に「それ前提で女性記者を差し向ける」って意図が報道機関側になかったとは絶対断言できない。嘘をつけと。お前ら知ってたやろと。それを含んでいけというてたろうと。斡旋売春のノリだろうと。メディア側の責任は極めて重い https://t.co/tgQm90xUey
— 菅野完事務所 (@officeSugano) April 16, 2018
安倍晋三のFB投稿。総理番の記者から誕生日プレゼントもらって喜んどる。これ。この図。ネタ元である政治家に「若い綺麗な女性」を充てがうという構図。これがセクハラの温床ちゃうんかいと。 pic.twitter.com/2d89ni7vAM
— 菅野完事務所 (@officeSugano) April 16, 2018
そう。色仕掛けなのよ。色仕掛けが仕事になっとる。そのようにして会社が記者に指示しとるのと変わらん。だから事務次官が主犯でメディアが従犯だと。 https://t.co/otajmNwB6p
— 菅野完事務所 (@officeSugano) April 16, 2018
事務次官(男)→記者(女)であのセクハラがあったんやから、おそらく、事務次官(男)→記者(男)の場合、ものっそいパワハラもあったんやろうなと思う。
— 菅野完事務所 (@officeSugano) April 16, 2018
という批判は当然成立しうるでしょう
しかし実際は、「ネタを欲しがる時にメディアが『世間一般では若い美人とされる女性』を送ってくる」という現実があるわけです。そして全メディアがそうであるわけでなく、ちゃんとしてるところはそういうことしない。だから「そうしてるのにはノラない」って話 https://t.co/2Q5Ga0ifb1— 菅野完事務所 (@officeSugano) April 16, 2018
ちがう。ハニートラップだとは言ってない。そうじゃないんだよ。「構造としてのセクハラ」いやちがうな、もっというと「構造としての女性差別」そのものじゃないかという話をしてるの。 https://t.co/resKWgZ0Th
— 菅野完事務所 (@officeSugano) April 16, 2018
政治家や官僚と仲良くなって情報を得ようとするために若い女性記者を使うメディアが少なくない、でも女性差別のない、ちゃんとしたメディアもあるという菅野さん。いつも彼の視点は興味深い。明日も関連した話題を投稿予定です。(モモ母)