現実がどんどん修正されていく・・・

先月31日の国会で、小川敏夫議員から「エンゲル係数が顕著に上がり、生活が悪くなっている」と追求された安倍首相は「エンゲル係数の上昇は、物価変動のほか、食生活や生活スタイルの変化が含まれているものと思います」と反論。

「エンゲル係数は所得水準が低いほど高くなる」と学校で習いましたよね。そんな経済学の常識を覆すような答弁がネット上で話題になりましたが、驚くのは、この答弁の直後、ネット上の百科事典「ウィキペディア」の「エンゲル係数」の項目が安倍さんの説に都合の良いように書き換えられたこと。誰もが無料で自由に編集に参加できるウィキペディアならではですが、「日本語だけでなく英語も変えられている!」「ドイツ語は無事だ!」などのTwitter情報が飛び交い、現在は荒らし防止のために保護されているようです。(松井計さんによると英語版、ドイツ語版は通常運用中)。このウィキペディアの書き換え騒動はウェブニュースでも取り上げられる事態に。(書き換え前と後の違いはこちらにありました)

官邸陰謀説まであるとは。そういえば「そもそもという言葉には基本的にという意味もある」とか不思議な閣議決定を連発していましたね。

一方で、公文書が保存されていない実情を毎日新聞が報じています。

ウィキペディアの書き換えは誰がやったのか判りませんが、見せたくないものは隠し、聞かれたものは後から書き換える。「歴史修正」を超越した「現実修正」がこの国で行われているという清水潔さんのTwitterの言葉に背筋が寒くなる思いです。(モモ母)