やっと梅雨入りした。モロヘイヤも元気に葉を茂らせ始めた。アザミウマに穴だらけにされた葉も徐々に目立たなくなってきた。目立たなくなって来たが穴がふさがる訳ではないしアザミウマが居なくなった訳でもない。今のところモロヘイヤの生育の勢いがアザミウマに勝っている。今後の適度な降雨と日照の様な天の恵みと草を抜いたり、肥料を与えたり、人の世話が上手くかみ合えば収穫は増え始める。生命のゲノム編集が可能になった現代において原始的なことを言っているようだが、自然に対する人為の過度な介入は、怖い。雨を貰いモロヘイヤは元気になったが、梅雨に入りいきなり豪雨災害も発生している。轟音を立てて流れる濁流・町や田畑を呑み込む濁水、これも怖い。怖いことは尽きないようだ。
京滋有機農業研究会 会長の田中真弥さんが無減農薬野菜などの宅配サービスの会員向けに連載しているコラム「こころ野便り」を当サイトにも掲載させて頂いています。前回はこちら。