カブ菜と言う野菜を栽培しているが、生育が進むと小カブや中カブになる。しかし無農薬栽培だと生育が進むにつれ葉が病虫害を受けやすくなるので、葉を食べる為に若く収穫している。品種は、いつも同じものを使っているが、季節により姿が全く違う。今は葉の生育が早く、カブの部分が細いままになる。気温が低い時期は、葉の生育が遅く、カブの部分がコロンと丸くカブらしくなる。同時に並べることが出来たら同じ野菜には見えないかもしれない。そう言えば、年中同じ姿をした草や木は無い事に気付く。当たり前のことだが、当たり前のこと過ぎて気にも留めていなかった。
京滋有機農業研究会 会長の田中真弥さんが無減農薬野菜などの宅配サービスの会員向けに連載しているコラム「こころ野便り」を当サイトにも掲載させて頂いています。前回はこちら。