驚きました。経済成長のための国家戦略として、「不十分な数の保育士しかいない保育園」を作る方向での検討がされているそうです。
保育士不足の原因は、低賃金・長時間労働など、待遇の悪さだったはず。それを改善する方向に進まないのはなぜ?
保育所、保育士不足でも設置しやすく 待機児童対策で特例制度:日本経済新聞 https://t.co/QUy5EG1HmB
— 木村草太 (@SotaKimura) June 14, 2018
他方で、沖縄の普天間第2小学校では米軍機が学校の上を飛び続けています。多い日には1日20回以上も、子どもたちを避難させているとのことです。
まったくもって異常な事態。子どもたち、申し訳ない。↓
「中止していた運動場使用を再開した2月13日から6月8日までの間、避難回数は527回に上る。避難の度に体育の授業や遊びが中断する異常な学校生活に、同小は「早く正常な状態に戻したい」と頭を抱える」。 https://t.co/GN0PLwYuQ9
— 石川康宏 (@walumono0328) June 14, 2018
この3月の自民党大会で「改憲4項目」が提案されました。教育を、子どもたち一人一人の幸福のためではなく、「国の未来を拓く」ためのものとして位置づけなおそうという内容も含まれています。今でさえこの状況です。このような改憲が行われたら…、あまり想像したくもありませんが、そういう話をさせていただくセミナーを7月8日に梅田で開催します。ご参加いただけると幸いです。
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西垣順子<大阪市立大学 大学教育研究センター>
滋賀県蒲生郡日野町生まれ、京都で学生時代を過ごす。今は大阪で暮らしているが自宅は日野にある。いずれはそこで「(寺じゃないけど)てらこや」をやろうと模索中。老若男女、多様な背景をもつ人たちが、互いに互いのことを知っていきながら笑ったり泣いたり、時には怒ったりして、いろんなことを一緒に学びたいと思っている。著書に「本当は怖い自民党改憲草案(法律文化社)」「大学評価と青年の発達保障(晃洋書房)」(いずれも共著)など。