先日、取引先のお店の方が、若い農家の人を連れて畑の見学に来られた。数年間の研修を終え独立、何度か場所を変え縁あって今は、京都市北部の京北町で0.9ヘクタール程耕作されている。冬場は、積雪が有り耕作出来無いので、農業の勉強の為各地を見て回っているそうだ。自然環境の中で野菜を育てる事の難しさ、収穫した野菜を商品として売る事の難しさ、仕事と家庭のバランスのとり方、様々な葛藤を抱えながら頑張っておられる事が、身に染みて分かる。農家の出身であってもなかなか大変なことが多いのに新規に挑戦された事が、素晴らしいと思う。圃場と肥料づくりの現場を見せた。「いろいろ勉強になりました。」と言ってたけれど何か手助けができるわけではない。「また見においで。」とだけ言って別れた。雪が解けたら彼の畑を見に行こうと思う。

京滋有機農業研究会 会長の田中真弥さんが無減農薬野菜などの宅配サービスの会員向けに連載しているコラム「こころ野便り」を当サイトにも掲載させて頂いています。前回はこちら。