9月も半ばを過ぎ、朝夕は秋らしさを感じるようになりました。とはいえ、日中はまだ30度を超える気温になるので、引き続き熱中症対策は必要です。気温差にも気を付けながら、季節の移り変わりを楽しみたいものです。
秋といえば、「〇〇の秋」という言い回しが定番です。秋の楽しみを〇〇に入れるのですが、私は今年は「ハイキングの秋」を実行したいと考えています。今まで全く野山には興味がなく、海にも興味はなかったのですが、今年はなぜかウォーキングからはじまり、今は「山に登っておにぎりを食べたい」というのが、ひそかな野望です。
そんなささやかな野望を抱いて以来、まず恰好から入る私は「山登りやハイキングをするための、道具探し」を始めました。アウトドアブランドのウェブサイトや、登山をする人のYouTubeなどを見ながら、何があればいいのかを夜な夜な探しています。
そこで気づいたのは、山登りの道具の多くは、防災にも役立つ、ということです。きっと、山好きの人からは「やっと気づいたか」と言われると思いますが、確かにそうだと思うのです。
私は日々の体調管理のためのウォーキングのときも、小さめのリュックを背負い、最低限のハイキング道具を持ち運んでいます。ウォーキング自体が、山や丘ではないけれど、私にとってはハイキングと同じということであり、また、荷物を背負って歩くことに慣れていたいのと、「荷物を背負うとその分の消費カロリーが多少なりともアップする・・・はず」という目論見があるからです。
その背負っているリュックの中身ですが、ヘッドライト、レインジャケット、レインコート、傘、保温シート、ウェットティッシュ、非常食と水、タオル、薬、紙幣と小銭、予備のコンタクト、予備バッテリー などです。まだグッズは揃え中なので、あとはここに、手袋や救急セットなどを入れたいと思っていますが、これらは、災害発生時にはあると役立ちそうです。
自宅には、非常用持ち出しリュックがあり、備蓄の食べ物や、装備のあれこれは備えていますが、ハイキング用のリュックも普段は玄関に置いてあり、基本的な荷物は入れっぱなしですから、何かあったときに持って出れたら、1日ぐらいは何とか切り抜けられそうです。
そんな感じで、ハイキングの秋は、防災準備充実の秋となり、同時に日々のウォーキングとハイキングの目標は、体力向上の秋となって、いざという時には、自分の命を守るとともに誰かの命を守ることにつながれば、良い秋だなと思います。
みなさまも、秋冬の防災準備をそろそろ始めるとともに、〇〇の秋をお楽しみください。
