ほうれん草の茂みは、季節柄雨や気温の上昇の影響を受けて枯れ始めている。その周囲は、畑の土づくりの為に緑肥用の非常に背の高くなる植物の種を蒔いたが、小鳥が隠れられる茂みになるにはもう少々時間が必要だ。そんな中セグロセキレイの雛が、孵った。5羽いる様子だ。親は、餌を運ぶのに大忙し。雛が巣から出てうろうろする前に緑肥植物が地面を覆ってくれれば良いのだが。普段は、仕事の都合のみで種蒔きのタイミングを考えるが、もう少し早く蒔いておけば良かったなと思う。トキやコウノトリその他貴重な生き物のいる地域では、それらに配慮した農業の取り組みなどと言うものが在るのだろうか。
京滋有機農業研究会 会長の田中真弥さんが無減農薬野菜などの宅配サービスの会員向けに連載しているコラム「こころ野便り」を当サイトにも掲載させて頂いています。前回はこちら。