「おまいう(おまゆう)」「ブーメラン」など、ネットから生まれた言葉は実に言いえて妙だと感心します。最近見かけた「肉屋を支持する豚」というのも然り。元々は「アニメやマンガの規制を推進する自民党を支持するオタクは、豚自らが命の墓場である肉屋を支持しているようなものだ」という揶揄なのだそうですが、若い世代ほど政権支持率が高いことを書いたネット記事にも使われていました。いずれ自分たちの首を絞めることになるであろう裁量労働制に賛成する人にも、この例えが当てはまるような気がします。自分は被支配者側なのに、なぜか支配者目線になって強い者を応援する行動や心理を、山崎雅弘さんがツィッターに連投していて、興味深いです。
「その場その場の力関係で『強い側』につく」という思考形態と行動原理について(Togetter)
支配者と被支配者の関係で見れば、自分は明らかに被支配者の一員なのに、物事を「支配者目線」で思考・判断し、自分たちを食い物にする強欲な支配者を応援する人間がなぜ多いのか。https://t.co/NIKkriLz2w
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) February 28, 2018
まずは強い立場の人の側につくクセをやめないと、いずれ自分も切り刻まれてしまいます。(モモ母)