野菜の販売価格が高い状態が続いている様だ。夏の猛暑や秋の高温の影響と考えられる。無農薬野菜などを扱う業者から有機JASで使用が認められた農薬のリストが送られてきた。農家からの要望かあるいは入荷が極端に少ない事への対策なのか農家も業者も苦慮している様子が伺える。慣行栽培なら農薬を使用することに躊躇することは無いと思うが。私は、今までやって来た事を考えると使う気にはならないがその様な時代になったのかと思う。自然環境に配慮した農業ほど環境変化の影響を受けやすいとは、皮肉なものだ。昔ながらの生活をする南の島々が、海に沈む様に。
京滋有機農業研究会 会長の田中真弥さんが無減農薬野菜などの宅配サービスの会員向けに連載しているコラム「こころ野便り」を当サイトにも掲載させて頂いています。前回はこちら。