夏のネバネバ3兄弟オクラ・モロヘイヤ・ツルムラサキの内オクラは、実をモロヘイヤとツルムラサキは、葉を食べる。モロヘイヤとツルムラサキは、伸びて来た若い茎を25cm位の長さで摘み取る。茎から延びる葉の付け根から次々と新しい芽を吹きだす。若い芽を次々に摘み取るので1株当りの大きさは、比較的小ぢんまりしている。毎年、1株だけは伸ばし放題にしてどんな姿になるか見てみたいと思いながらついつい今年も全部摘み取ってしまった。農家は、野菜を食べ物として最適になる様に育てるので、放任しておけば本来どんな姿をした植物なのかを案外知らない。モロヘイヤもツルムラサキもかなり大きくなると思うので特別なスペースを用意しておかなければならないと思う。ただし、畑と野生では、土の肥沃度が違うので生育した姿には、かなり違いが出ると思う。比べて見るのも興味深いが、またついつい摘み取ってしまいそうだ。
京滋有機農業研究会 会長の田中真弥さんが無減農薬野菜などの宅配サービスの会員向けに連載しているコラム「こころ野便り」を当サイトにも掲載させて頂いています。前回はこちら。