薄暗くなったなと時間を見ればもうすぐ8時だ。夏至も近い。胡瓜と茄子が、2本ずつ収穫出来た。先ずは、仏壇に供えて今年の夏野菜の豊作を祈願した。その後母に食べてもらう。初物を食べると長生き出来るらしい。そして家族も食べる。「やっぱり家のは、おいしいなァ」と言いながら。家の茄子や胡瓜が美味しいというのは、手前味噌な話だが子供の頃から夏が待ち遠しくて今年も夏がやって来たという嬉しさが加味されているからかもしれない。娘が大学の授業で使うからとほうれん草とさつま芋をスーパーマーケットで調達してきた。何時でも何でも揃う時代とは言え「先生、それで良いんですか。」と言いたくなる。
京滋有機農業研究会 会長の田中真弥さんが無減農薬野菜などの宅配サービスの会員向けに連載しているコラム「こころ野便り」を当サイトにも掲載させて頂いています。前回はこちら。