久しぶりに腰痛に悩まされている。立春を過ぎれば露地の畑に種を撒くことにしているがそれまでの厳冬期は、ビニールハウスに菜っ葉の種を撒く。最近の生産資材の値上がりでビニールも高くなった。また、脱炭素の観点からも昨年台風が来る前に外したビニールがまだ使えそうだったのでそれをもう一度張り直す事にした。しかし、その作業が体に堪えた様だ。しばらく畑に放置していたビニールは雨にぬれかなり重くなっていた。それを早朝の凪の間に骨組みの上に展開し固定してゆく作業を息子と二人で行ったが、かなり手古摺った。なんとか午前中に大方の作業を終え明日からの雨に備えて種を撒く段取りに目途が立ちホッとしたらグッタリ疲れた。「明日は、筋肉痛やな」と息子と笑って話していたら数日後筋肉痛ではなく腰痛になってしまった。脱炭素には、強靭な体も必要だなと思った。

京滋有機農業研究会 会長の田中真弥さんが無減農薬野菜などの宅配サービスの会員向けに連載しているコラム「こころ野便り」を当サイトにも掲載させて頂いています。前回はこちら。