星空を「見る。」のは、好きだ。「観る。」と書かないのはただ綺麗だなと思うだけで観察するわけではないからだ。でも最近寝る前に子供用の星と星座の図鑑を見ている。有名な星座の近くに星団や星雲・銀河が、見えると書いてある。かすかな光なので肉眼では暗い星と区別できないが、双眼鏡や望遠鏡を使って見ると沢山の星の塊であったり雲状の存在であったりすることが確認できるらしい。興味が湧いてきた。月の満ち欠けなら誰でも見てわかるが、星空が毎日時間と共に西へと少しづつ進んでゆくことや惑星が、他のほしと少し違う動きをすることを発見した人は凄い。いや 現代でも知識としてではなく観察してその僅かな違いに気付くことの出来る人も居るのだろう。そしてその上に新しい発見を積み重ねて行く。以前買った双眼鏡が、壊れてしまった。新しい物を買おうか思案している。買うとしたら低倍率の視野の広い物と三脚が必要な大きな双眼鏡が欲しい。夏野菜の収穫は朝が早い。夜明け前の空には、一足早く冬の星座が輝いている。
京滋有機農業研究会 会長の田中真弥さんが無減農薬野菜などの宅配サービスの会員向けに連載しているコラム「こころ野便り」を当サイトにも掲載させて頂いています。前回はこちら。