《見どころ》
「悪いあなた」「ブルー・バイユー」などで知られるミュージシャン、
リンダ・ロンシュタットの半生に迫るドキュメンタリー。
1960年代後半にバンドのメンバーとして活動した後にソロデビューし、
グラミー賞に何度も輝いたものの病気のために引退した彼女の軌跡を、
リンダ自らのガイドで振り返る。
監督を手掛けるのは『ラヴレース』などのロブ・エプスタインとジェフリー・フリードマン。
ミュージシャンのドリー・パートンやジャクソン・ブラウン、
エミルー・ハリスらが出演する。
《あらすじ》
1946年、アメリカ・アリゾナ州ツーソンで生まれたリンダ・ロンシュタットは、
1967年にバンド「ストーン・ポニーズ」の一員としてデビューする。
1969年にはソロデビューし、1974年の「悪いあなた」が評判になってからもヒットを連発。
1979年には来日公演も行い、
1980年以降はジャズ、カントリー、
ラテンなどの新たなジャンルの音楽に挑戦するが、病気のため引退する。
リンダ・ロンシュタットのルーツはドイツからのメキシコへの移民。
フォーク、カントリー、ロック、そして、ジャズ、オペラ、メキシコ民謡と多彩だ。
素晴らしい歌唱力で、ほとんどのジャンルの歌を自分のものとして
活躍し、ロックの殿堂入りしたスター。
個人的には、エミールー・ハリスやドリー・パートンなどのカントリーやブルーグラスでの活躍、またジャズとの関わりに興味がありました。★★90点★★