このところ京都市内に小さなコーヒースタンドが急速に増えています。文字通り立って飲むスタンディングの店もあれば、椅子席が設けられた店もあって、自家焙煎の挽きたて豆を使ったり、ラテアートが楽しめたりとそれぞれに個性があります。ラテアートとはエスプレッソに泡立てたミルクを注いだ「カフェラテ」に絵を描いたもの。爪楊枝やスプーンでくまや猫の顔を描くエッチングと呼ばれる手法もありますが、道具は使わず、カップにミルクを注ぐだけで葉っぱや花などを描いていくフリーポアがラテアートのだいご味。ほろ苦い珈琲にスチームミルクのきめ細かな泡が作り出すふんわりした口当たりは、何とも言えない魅力があります。今日は北野天満宮近くの「Latteart Junkies Roastingshop (ラテアートジャンキーズ ロースティングショップ)北野天満宮店」でカフェラテを頂きました。この店をはじめ京都にはラテアートの技術を競うコンテストで受賞歴のあるバリスタ(エスプレッソを淹れる職人)さんも多く、レベルの高いラテアートを楽しむことができます。豆にこだわることは勿論、ミルク選びも大切。絵が描きやすいミルクが必ずしも美味しい訳ではないそうで、ミルクの温度や泡立て方、注ぎ方などに技術の差が出る為、良い店のスタッフ達は腕をあげようと日々努力を重ねていて、話を聞いているととても興味深い。古くからコーヒー文化が根付いていた京都。若い人だけでなく、幅広い年齢層にイマドキの珈琲を味わって頂きたいと思います。特に介護中で普段なかなか自由に時間が取れない人こそ、たまの外出には上質なものを味わって息抜きして欲しい。自分自身も要介護の父がいるので、美味しいものに出会えるのは至福の時です。(モモ母)
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