川村輝夫の映画情報~「魔女がいっぱい」

『チャーリーとチョコレート工場』などの原作者ロアルド・ダールの児童文学を、『プラダを着た悪魔』などのアン・ハサウェイ主演で映画化したファンタジー。恐ろしい魔女たちが立てている邪悪な計画を、ある少年が知ってしまう。
監督は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズなどのロバート・ゼメキス。
『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』などのオクタヴィア・スペンサーや
『ラブリーボーン』などのスタンリー・トゥッチらが共演。
製作にギレルモ・デル・トロとアルフォンソ・キュアロンが参加する。

《あらすじ》
1960年代。ある豪華なホテルに若くおしゃれな女性たちがやって来る。彼女たちは、美しく邪悪な大魔女“グランド・ウィッチ”(アン・ハサウェイ)と世界中に潜む魔女たちだった。
魔女は普段は人間として生活し、魔女だと気づいた人間を魔法で動物にしていた。
大魔女は魔女たちを集め、ある邪悪な計画を実行しようとする。
しかし、一人の少年がその計画を知ってしまう。

監督はゼメキスだが、アメリカの60年代をディテールまで美しく描写したところに、プロデューサー兼脚本家を務めたギレルモ・デル・トロらしさが見えます。
オクタヴィア・スペンサーが主要なキャラクターで登場するのも楽しめるが、映画の最初で語られる、祖母と孫の心のつながりの部分が、アクションやCGIが満載になる後半、少し薄れてくるのが残念。もっとハートがたっぷりの映画になってもよかったと思う。
いずれにしろ、アン・ハサウエイの口が耳まで裂けるのは、怖いけど見ものですね。
★★80点★★


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