久しぶりに飛行機雲の無い青空を見た。子供の頃空に飛行機雲を見付けると「あっ!飛行機雲」と叫び、一緒に遊んでいた友達も一瞬遊びを止め青空に伸び続ける白い筋を目で追った。最近は、常にいく筋もの白い筋が空を斜めに切り裂き夜空も点滅する光が幾つも視界に入る。しかしここしばらく空に飛行機雲は無く、夜空に点滅する光は無いことに気付いた。二酸化炭素の発生量が著しく減っているとニュースが伝えていた。掛け替えの無い豊かな自然を土台にして我々は生きていることを再認識させられる。世界自然遺産だけが掛け替えの無い尊いものではなく自分の足元にも自然遺産は有るのだが・・・ワクチンと治療薬が出来ればまた土台を喰いはじめるのかな。
京滋有機農業研究会 会長の田中真弥さんが無減農薬野菜などの宅配サービスの会員向けに連載しているコラム「こころ野便り」を当サイトにも掲載させて頂いています。前回はこちら。