先日本屋で面白い本に出合った。JT生命誌研究館名誉館長 中村桂子著 「人類はどこで間違えたのか」土とヒトの生命誌。40億年前地球に誕生した生命から進化し700万年前に人類が生まれ20万年前に私たち現代を生きるヒトの直接の祖先ホモサピエンスが、自然の一部として現れた。他の人類が絶滅する中ホモサピエンスだけが世界中に広がり、今や80億を超えるまでに増えた。その過程で自然の一部だったはずの人類が自然を支配するようになるが、果たしてこのまま進んだのでは滅びるしかない!と。その通りだと思う。解決のヒントは、「土」に有ると云う訳だ。我が意を得たり。日本・ヨーロッパ・韓国・中国など人口が減少に転じている。これは、ホモサピエンスが種としての成熟期を迎えたのかもしれない。だとすれば膨大な人口を支える工業的農業から自然の摂理に則した農業へと移行し自然と共に平和に暮らせる世の中がそのうち訪れるのではないか。「大変難儀な世の中ではあるが、諦めないで今の田中農園の経営を続けよう進化させながら」と思えた。早速、大阪の高槻市にあるJT生命誌研究館に行ってみた。大変興味深い展示に時間を忘れた。
京滋有機農業研究会 会長の田中真弥さんが無減農薬野菜などの宅配サービスの会員向けに連載しているコラム「こころ野便り」を当サイトにも掲載させて頂いています。前回はこちら。