昨年、トラクターを買い替えた。本体だけを新しくし耕すための作業機は、古いものをそのまま使う事にした。以前と同じ金額では、両方を新しいものに出来なかった。しばらくして同じメーカーの展示会が有ったので見に行った。田中農園で使っているものより大型でGPSによる直進アシストや地面を水平にする機能など作業の効率化を意識したものだった。しかし、全てが、自動ではないので機械を手助けする為に人が必要になる様ななんとも中途半端な印象を受けた。農薬散布用のドローンは8kgの農薬を積んで1ヘクタール30分で作業が出来るそうだが、積載量からして相当濃い農薬を散布することになる。風で飛散することを考えると安全とは言えないかもしれない。効率化を強引に進めるとどこかにそのしわ寄せがくると思う。私は、丁寧な仕事を心掛けたい。

京滋有機農業研究会 会長の田中真弥さんが無減農薬野菜などの宅配サービスの会員向けに連載しているコラム「こころ野便り」を当サイトにも掲載させて頂いています。前回はこちら。