こころ野便り

先日畑に見学に来られた方々といろいろと話をした。その中で近年の気候の変化についての話題になった。私が、農業を始めてからでもずいぶん変わりました。特にここ5年で高温傾向が顕著になったと思います。秋の種蒔きを以前より遅らせたことや初冬まで虫の食害が有る事、秋から春にかけての葉物野菜の収穫期間が、短くなってきた事などを話した。対策については、特に取ってない、いや、自然の在り様に従がう以上は、取れないのが現状です。北海道に移住するしか無いかもしれませんねと冗談めいた答えをしたが、それも選択肢の1つかもしれない。最近イチゴを栽培する農家が増えた。人為的にコントロールされた環境下での栽培が殆どだ。高価で需要が多い事も要因の1つかもしれないが、環境の変化への対策という側面も有ると思う。生産性が高い農業と言えるかもしれないが自然環境を人為的にコントロールするという事は、自然環境に掛ける負荷を増す事にもなる。私が子供の頃イチゴは、初夏の味覚だった。それを冬場の味覚として定着させるには大変な努力が有ったと思うが、人為的な環境負荷が自分達に返ってくることも忘れてはいけない。

京滋有機農業研究会 会長の田中真弥さんが無減農薬野菜などの宅配サービスの会員向けに連載しているコラム「こころ野便り」を当サイトにも掲載させて頂いています。前回はこちら


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