先日早朝近くの児童公園まで自転車に乗って行った。目的は、このあたりでは珍しい大木(名前は、知らない)と銀杏の黄葉を見る為だ。愛犬とよく散歩に出かけた公園だけれどその犬が死んでから久しく行ってない。私とほぼ同い年のその公園で子供の頃よく遊んだ。その頃あまり木に関心はなかったけれど出来立ての公園に植えられた木は、まだ小さかったと思う。少年期から青年期とだんだん児童公園へ出かける事も無くなってしまったが犬を飼うと散歩に出かけるようになりそちらへ足を向けてみた。公園の木々は、すっかり大きくなり秋には、こんなに綺麗に紅葉するのかと感動しそれ以来散歩コースの1つになっていた。短く刈り込まれた下草に黄色い銀杏の葉が幹を取り囲むように敷き詰められ2本並んだ銀杏の横で名前を知らない大木が朝日を浴びていた。

京滋有機農業研究会 会長の田中真弥さんが無減農薬野菜などの宅配サービスの会員向けに連載しているコラム「こころ野便り」を当サイトにも掲載させて頂いています。前回はこちら。