こころ野便り~農業と自然 18

梅雨入りと同時に大雨となった。セグロセキレイの抱卵から約1カ月、そろそろ巣立ちの時期を迎える畑がぬかるんでいて巣に近づくことが出来ず、巣の中を確認できなかった。翌日雨はやんだが、畑は、まだまだぬかるんでいる。その次の日双眼鏡を持って巣を覗きに行った。ひしめき合っていた雛たちの姿はない。近づいても親の鳴き声はしない。巣立ったのかな?きっと巣立ったに違いない!実は、その間別の畑のヒバリの巣は、卵を4個確認した後、雨降りの間に卵が無くなっていた。巣は、荒れていなかったので蛇に食べられたのかもしれない。今年畑で小鳥の巣は、合計4つ見つけた。しかし、そのうち巣立ったであろう雛たちは、1か所だけ。なかなか厳しい野生の世界。

京滋有機農業研究会 会長の田中真弥さんが無減農薬野菜などの宅配サービスの会員向けに連載しているコラム「こころ野便り」を当サイトにも掲載させて頂いています。前回はこちら


Warning: Use of undefined constant php - assumed 'php' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/canaria-club/www/wp-content/themes/mh-magazine-lite/content-single.php on line 21

Warning: Use of undefined constant php - assumed 'php' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/canaria-club/www/wp-content/themes/mh-magazine-lite/content-single.php on line 30