小松菜を収穫していると今度は、ヒバリの巣を発見した。勢いよく刈り取りながら収穫していたのでもう少しで巣が丸出しになってしまうところだった。上空でヒバリがよく鳴いていたが下に巣がある事には気付かなかった。卵は、3っつ。頻繁にのぞかない様にしているのでまた増えているかもしれない。春から初夏にかけては生き物たちにとって繁殖の時期なのだ。そんな事を日々の暮らしの中で感じられるという事は、掛け替えのないものを手にしたようで非常に豊かな心持ちになれる。しかし、近くでは、大規模な物流センターの建設が始まっている。掛け替えのない豊かさが、全く質の違う豊かさに置き換わろうとしている。
京滋有機農業研究会 会長の田中真弥さんが無減農薬野菜などの宅配サービスの会員向けに連載しているコラム「こころ野便り」を当サイトにも掲載させて頂いています。前回はこちら。