今年のゴールデンウィークは連続した休みが少ないので、物足りなく思っている人が多いのではないかと思います。早いもので、今年ももう5月が始まりました。
では、毎年、この時期恒例の「非常用持ち出しリュックの衣替え!」をやっていきましょう。
もうすでに皆さんは、玄関の取り出しやすい場所に非常持ち出し用のリュックを備えていらっしゃると思います。冬場は寒さに耐えられるように、防寒グッズを入れていたかとおもいますが、これからは暑さに耐えられる装備にしなければなりません。また、ペットボトル飲料や保存食を入れている場合は、賞味期限を確認し、新しいものと入れ替えておくことも大切です。電池は消耗していませんか?
夏用の持ち物には、汗拭き用のタオル、汗拭き用のシート、塩分補給の飴やラムネ菓子、扇子、虫刺されの薬や虫よけスプレーなどを入れましょう。
また、持ち出し用の袋だけでなく、備蓄飲料や食料も確認をしましょう。賞味期限は切れていませんか?日ごろについつい食べてしまって、備蓄品が減ってしまっていませんか?夏場は水分補給が大切です。多目の飲み水と、スポーツドリンクなども置いて置くと良いでしょう。買い足して古い物から使うローリングストックがお勧めです。
非常用リュックと備蓄品のお手入れが終わったら、あとは、履きなれた靴、靴下、軍手、懐中電灯と帽子やヘルメットを、非常用リュックのそばに置いて置きましょう。ぱっと羽織れる薄い長そでの上着なども一緒に置いて置くと良いでしょう。リュックは必ず背負ってみて、持ち運べる重さかどうかを確認してくださいね。張り切って準備をすると、とんでもなく重い荷物になっていることがありますから。
さらに、背負って見たら、試しに最寄りの避難場所までお散歩してみましょう。そもそも、避難場所はどこにあるのかご存じですか?洪水のとき、地震の時、それぞれどこへ行くことになるのでしょうか。家族の間で、万が一の災害時にはどこの避難場所にいくことになるのか、確認しておきましょう。
これから梅雨、台風や長雨、高温になる季節がやってきます。早めに備えておくと安心ですね。もし、「実はまだ、非常用持ち出しリュックを持っていない」という方がいらっしゃったら、是非この連休中にご用意ください。リュックは専用のものでなくても、昔使っていたリュックなどがあれば、それを使って、必要なものを詰めてみてくださいね。
