6回シリーズでお届けする宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」、最終回のその6をお届けします。金星音楽団の音楽会の日がやって来ました。ゴーシュはうまく演奏できたでしょうか、観客はどんな反応をしたのでしょうか？再生ボタンをクリックしてお楽しみください。朗読はフリーアナウンサーの塩見祐子さん。動画の再生時間6分37秒です。
余談ですが、生成ＡＩを使用して作成したイラストをよく見ると、楽団員が全員男性であることに気づきます。女性が初めて著名なオーケストラの団員に採用されたのは1913年のことだったそうです（「女性がウィーン・フィルを指揮する日　一流オーケストラに見るジェンダー問題」より）。「セロ弾きのゴーシュ」が発表された1934年頃の国内外の楽団員は、確かにまだ男性ばかりだった様です。ＡＩがそれを理解して描いたのかどうかはわかりませんが、いろんな想像をしながら朗読をお聞き頂けると幸いです。その1はこちら、その2はこちらから、その3はこちらから、その4はこちらから、その5はこちらからお聞きください。