先月末には衆議院選挙がありましたが、「投票できる環境の保障」が話題になっていました。能登の被災地で、投票所の数が減らされたりしたことは大手メディアでも報道されていました。有権者が実質的に投票できない状況に追い込まれることは、重大な問題だと思います。
一方、投票可能時刻を繰り上げてしまう投票所が、全体で4割にも上ることもネット上では問題視されていました。投票所の運営や立ち合いにあたるスタッフの負担の問題を考慮してのことだそうですが、投票可能時間が地域によって異なるのはどうなのでしょうか?
衆院選当日、投票所の終了時間繰り上げに怒りの声 「集票にも一切の不正があってはいけません」#衆院選2024 https://t.co/bn7FmrsLvA
— J-CASTニュース (@jcast_news) October 27, 2024
立会人の負担が…とか言う人は、民主主義のコストを低く見積り過ぎ。これは、権利だからそれを奪う真似をしてはいけない。
投票所「夜8時まで」は立会人に負担…きょう4割で早じまい、経費節減も https://t.co/gbMM5gdpJf pic.twitter.com/sJe7zJSIpm
— yoshinon@情報管理LOG🌻 (@yoshinon) October 27, 2024
韓国の選挙の仕組みが大変面白いと思いました。これから日本は少子高齢化が進んで、人手不足になります。そんな中でも投票所をしっかりと運営するためにも、良い方法なのではないでしょうか。また、与党の都合による恣意的な解散を防ぐ効果もありそうに思います。
日本の選挙の度に書いている気がするが、今回も書いておこう。
韓国では総選挙(国会議員選挙)や大統領選といった国政選挙の投票日について、「水曜日にし、かつその日を公休日にすること」が法律で定められている。…
— 徐台教(ソ・テギョ, 서태교) (@DaegyoSeo) October 27, 2024
アメリカでも大統領選挙がありましたが、車を持っていない人やマイノリティの人たちが投票に行きにくい状況がつくられつつあることが問題になっています。
投票時間の繰り上げについて有権者が注視し続けなきゃいけないのは、たとえばアメリカではもっと露骨な投票行動への抑圧が起きていたりする(もちろん世界中いろいろな形である)。
なぜアメリカで投票するのは時に大変なのかhttps://t.co/Au6Q4mccok
— ZOUNI (@zouni14) October 27, 2024
正直な話、「成人年齢になったら選挙に行ける」ということは、当たり前のことだとずっと思っていました。実際にはその当たり前が、じわじわと揺らいでいるのかもしれません。
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