梅雨に入るのが平年より少し遅かった。畑の土は少し乾き気味で野菜は雨を待っている様だったが、その間に防草シートを敷き詰めることが出来た。野菜も草も一雨ごとに驚くほど成長するので本格的な梅雨を前に作業が終えられてホットしている。作業が終わって1時間ほどしてからポツポツ雨が降り始めたので間一髪と言う感じだ。茄子も少しづつ実が採れる様に成って来たが、こちらは小さなちいさな虫に新芽を喰われてしまった木が沢山ある。実が成らなくなってしまうかもしれない。あまりにも小さい虫なので強い雨に洗い流されてしまう事が有るので、こちらは、それを期待したい。里芋の新芽は、大きな芋虫に喰われてしまった。手の指ほどもある大きなスズメガの幼虫だ。これは、息子と潰して回った。いったいどうやって好みの野菜を見つけ出すのだろう。来週からは、夏野菜の本格的な収穫が始まる。どんな梅雨になるのか、どんな夏になるのか気になるが少しのんびりとした雨の朝を過ごしている。
京滋有機農業研究会 会長の田中真弥さんが無減農薬野菜などの宅配サービスの会員向けに連載しているコラム「こころ野便り」を当サイトにも掲載させて頂いています。前回はこちら。