連日の猛暑日に熱帯夜。茄子とオクラの収穫をおえ一旦作業小屋に戻る。ここで持って来たおにぎりで朝ごはんにしたいところだがもう暑さでバテ気味おにぎりが喉を通らない。妻が、小玉スイカを採って来て井戸水に浸けてある。これにかぶり付いた。スイカの甘さと水分が、みるみる体に染み渡る。元気を取り戻もどし、昨日から戦っている雑草抜きに挑んだ。汗まみれになりながら息子に「今日もマアマア暑いな。」と言うと「そんな事言ってたらほんまに倒れんで。」と空調服の電動ファンの音を響かせながら言った。「俺は、電気の力は借りん」と言ったら「水飲みや。」と言われた。去年の夏は、しょっちゅう「頭が痛い。」と言っていたのに今年は、言わなくなっている。少しは、逞しく成ったのかな。
京滋有機農業研究会 会長の田中真弥さんが無減農薬野菜などの宅配サービスの会員向けに連載しているコラム「こころ野便り」を当サイトにも掲載させて頂いています。前回はこちら。