2月4日は立春。まだまだ寒いが春を感じることも増えて来た。梅の蕾が膨らみ桜の枝も光沢を増し小さな花芽がのぞき始めた。天気にも恵まれ今年初めの路地畑での種まきをすることが出来た。
立春に種をまかなければならないと言う決まりはないが、季節の区切りに思っていたことが出来るということは、これから始まる春野菜の栽培にとって良い兆しのような気がして嬉しい。実は、妻が、体調を壊し病院に入院していた。その前に私が、腰痛だったのでこれはまずいなと思っていたが幸い野菜の収穫が端境期を迎えたため何とか乗り切れたしその間PCも新しくする事が出来た。
今年末娘が成人式を迎えた。4人の子供を育てるのにがむしゃらだったが理想を諦めることなく農薬や化学肥料を使わずそれなりの野菜を育てることも出来たとも思っている。しかし、むしろこれからが本番なのではないかという予感がある。それは、利便性や生産性の向上よりも背景も含めたそのものの価値に重きを置くことになって行くと思う。
京滋有機農業研究会 会長の田中真弥さんが無減農薬野菜などの宅配サービスの会員向けに連載しているコラム「こころ野便り」を当サイトにも掲載させて頂いています。前回はこちら。