近所の公園の桜が12日に数輪咲いた。昨年より1週間以上早い気がする。さくらのさは、早苗のさ。くらは、神がお座りになる場所と言う意味らしい。稲作の神が桜の木に降りてこられると花が咲き始め、その年のお米作り開始の合図になったらしい。しかし昔は、ソメイヨシノの標準木が有ったわけではないので、その地域の代表的な御神木の桜があったのだろう。早苗の神様は、優しく繊細な神様で、環境が悪化するといつの間にか居られなくなる。神様をお守りするということは、自然環境を守るということと同じ意味だと思う。
京滋有機農業研究会 会長の田中真弥さんが無減農薬野菜などの宅配サービスの会員向けに連載しているコラム「こころ野便り」を当サイトにも掲載させて頂いています。前回はこちら。