3月に入った。新型の感染症の影響で世間は、ざわついている。暖冬の影響でいつもと違う感覚に農家の心もざわついている。でも3月に入ればいつもの様に人参と葱の種を播く。人参は、6月の収穫を見込む。でも本当は、6月の人参の出来はあまり良くない。気温も高く雨も降る。虫にも食われるし収穫期間も短い。でもこの時期だけ自家製の玉ねぎとジャガイモと人参とが揃う。自家製食材のカレーが、食べたいから。秋にもチャンスは有るが秋の玉ねぎの育て方が、よく分からない。北海道なら秋が当たり前なのだが地域差がよく分かる。九条葱の種もまいた。一人前の葱として収穫出来るのは、冬の始まる頃になる。先の事はよく分からないが、種を播く。
京滋有機農業研究会 会長の田中真弥さんが無減農薬野菜などの宅配サービスの会員向けに連載しているコラム「こころ野便り」を当サイトにも掲載させて頂いています。前回はこちら。