毎年初こころ野便りは、畑の神さん参りの話になる。今年は、榊に紙垂を付け畑の土の上に立てた。そしてその前にお米と塩・小豆を備えお神酒を捧げた。大晦日に娘と紙垂を作り榊に結び付けた。これでガゼン神事ぽくなった。
元日に畑の神さん参りをして、初仕事は4日から。収穫の為畑に出かけるとお供え物がいつもと違う。お米と小豆が無くなっている。お米は、毎年無くなっていた。スズメが啄ばんだと思う。しかし毎年小豆は残っていた。なぜ小豆は、残るのだろうと不思議に思っていた。「小豆は、スズメには大きいが、ハトなら喜んで啄ばみそうなものだ。」と思っていたから畑には鳩も沢山いるのに。それが今年は、小豆も無くなっている。毎年残っていた
物が、今年に限りなぜ無くなったのかこれも不思議だ。いずれにしろ例年と違う事が起こった。
京滋有機農業研究会 会長の田中真弥さんが無減農薬野菜などの宅配サービスの会員向けに連載しているコラム「こころ野便り」を当サイトにも掲載させて頂いています。前回はこちら。